SSブログ
★コンサートのお知らせ

★伝承音楽の宝庫・東北地方への敬意と、復興への祈りを込めて~東北被災地応援コンサート「多摩・東京アクション」の取り組み。 ■東北応援CDを作りました。   ■東北応援CD~売上金全額を「仙台つどいの家」に復興義援金として寄付 

きょうの練習(2010.8.30)~テネシーワルツお試しアレンジ [日記&音楽情報]

沼ちゃんが鳥海山・月山から帰ってきました。下は暑かったそうですが、山頂は涼しかったとのこと。
鳥海山の山小屋で出た、鯖の味噌煮がおいしかったのですって。
藤舎名生さんの「月山」のCDを持っていって、みんなに聞かせました。
沼ちゃんいわく、「これは月夜の月山だ」

練習は、9/18長寿を共に祝う会の5曲と、フィナーレの東京音頭を練習。
レパートリーの中では手馴れた曲ですが、少し丁寧に練習。

来年1/30の自主コンサートに向けて、候補曲の「敦盛さん」と「テネシーワルツ」の録音テープを飯田さんが持ってきてくれました。
「テネシーワルツ」は、江利チエミさんの、日本語と英語の歌詞が混じったバージョン。おそらく、14歳のデビューの時のテイクでしょう。14歳とは思えない大人びた声と情感にあらためて驚かされます。

9/18向けの練習の後、「テネシーワルツ」をちょっとやってみることに。
尺八が担当するハーモニーやオブリガードは大畠さんの宿題にして、きょうはとりあえずメロディーを吹いてもらい、三味線が担当するベースラインの骨組みを組み立ててみました。

尺八は「ツ」音を主音として吹くと都合がいいようですが、三味線のほうは、主音を一弦でとらずに、二弦の開放が主音となるようにして、全体を三下がりで調弦してみてもらいました。
この調弦にしておくと、基本的なベースラインは、ほとんど開放弦のままで弾けるので、途中の経過音や和音にする時も、おそらく都合がよいのではないかと思います。
私は三味線の奏法をほとんど知らないままにアレンジしますので、しばしば、三味線の常識ではあり得ない手を弾いてもらうことになります。
それが可能だというところが、三味線の面白いところというか、不便な楽器のようでいて、実は非常に応用範囲の広い楽器だと思います。

フリーハンドで簡単な三味線譜を作って弾いてもらうと、ベースラインはうまく行き、音域的にも唄と調和が良いようです。
というわけで、経過音や和音を入れていくアレンジは畑中の宿題となりました。

きょうはとりあえず、三味線の一弦の開放を実音「C」でとって三下がりの調弦とし、尺八は一尺八寸で「ツ」(実音F)を主音としてあわせてみましたが、歌にとっては長二度上げてGにするほうが歌いやすいので、次回は一尺六寸の尺八でやってみたいと思います。

nice!(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。