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旧名主家の庭に雅楽の調べ [日記&音楽情報]

旧本多邸の庭(おたかの道湧水園)で行われた雅楽のコンサートを聞きに行きました。

雨上がり、日の暮れかかったお鷹の道の林の向こうから、笙や篳篥や竜笛の音が聞こえてきました。
リハ-サルのようです。

5時少し前、歴史的建造物に指定されている長屋門をくぐると、武蔵国分寺跡資料館の玄関ポ-チがステ-ジになっており、庭のあちこちに、木立の陰をさけてパイプ椅子が並べられていました。
予定より30分ほど遅れて5時半スタ-ト。日はすっかり暮れ落ちて、あたりには秋の虫の声。

出演は、井坂信諒さん(篳篥) 峰尾郁恵さん(竜笛) 平間尚子さん(笙)の3人。
井坂さんは本業がお坊さん。
雅楽についてのレクチャ-をまじえながら、古典やオリジナルのアンサンブルを聞かせてもらいました。

20101004おたかのみち湧水園雅楽コンサ-ト.jpg

木立がうっそうとした夜のお庭で聞く雅楽。
なかなか結構でした。

大阪時代は2年間の間に何度も雅楽(舞楽)の公演に行きましたが、東京ではあまり機会がありません。
家には、奈良の天理で買ってきた、樹脂製の篳篥と竜笛があります。
篳篥はリ-ドのつけかたがよくわからないまま放置していますが、竜笛をひっぱりだして吹いてみました。
いつも吹いている篠笛よりも、少し強い息が必要なようです。
いままでほとんど吹きませんでしたが、これから少し吹いてみようかな。

笙という楽器は本当に不思議なサウンドです。
最近、中国雲南省の瓢箪笛(フルス)を少し吹くようになりましたが、音を出す仕組みは、笙とフルスはよく似ています。瓢箪笛に親しんでいると、笙のサウンドも身近な感じがしてくるので、不思議なものです。

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